読書通帳⑨

読んだ本

・たのしいムーミン一家(講談社文庫)
 
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000139838

内容と感想

以前に読んだムーミン谷の彗星の続きです。妻がだいぶ以前に購入していたものがあるというので借りて読みました。今は娘の本になっているみたいです。

ムーミン谷の彗星がどことなく暗い感じがある作品でしたが、今回は全体に明るくタイトル通りに「たのしい」ストーリーでした。

飛行おにの帽子(黒いシルクハット)を入手したことでいろんな不思議なことが起きて、ゆかいなキャラクターたちの不思議な世界観と合わさって、どんどん読み進めることができます。

最後に飛行おにがでてきて、すごい怖いキャラクタなのかと思っていたら、そんなことはなく、全体にハッピーな気分で読み終わることができました。ちなみにうちの娘は、ムーミンバレーパークの飛行おにのジップアドベンチャーが大好きです。ずっと「飛行おにってなんだろう」と思っていたので、それがわかってよかったです。
※私は高いところが苦手なので、ジップアドベンチャーはやりません。

本の中で、じゃこうねずみの入れ歯が怪物に変わってしまうシーンがあって、作者注として「なんに変わったか知りたかったら、お母さんに聞いてみて」と書いてあります。北欧にはなにかそういう言い伝えとかがあるのかな、と思って調べてみました。でも、これって家族でいろんな想像を膨らませてね、というメッセージだったみたいです。うーん、お父さんは想像力が欠けているなぁ。

まとめ

続きを読みたいので、続編を買って読もうかな。最近は電子書籍で読むことが多いです。

読書通帳⑧

読んだ本

・新装版 ムーミン谷の彗星(講談社文庫)
 https://www.moomin.co.jp/books/2407

内容と感想

実は44才で初めてのムーミンです。もちろんムーミンというキャラクタは知っていましたが、ストーリーは全く知りませんでした。アニメも観たことがなかったのです。で、なんで急にどうしたの?と思うわけですよね。

今、小5になる娘がいまして、その子がムーミンを読んでハマっておりまして、話題についていけるようにと読みました。

ムーミン谷の彗星は、童話チックな内容を想像していたらちょっと違っていて、少し怖い感じもあるストーリーでした。ムーミン谷に彗星が迫ってきて、それを調べるために天文台に向かって…

スニフやスナフキンもすべてが初登場ということで、とても新鮮な感じです。スノークのおじょうさんとムーミンの出会いも素敵でした。

年甲斐もなくムーミン谷は最後、どうなってしまうのだろうとハラハラしました。とはいえ、決してハラハラドキドキの連続で手に汗を握る、というものではなく、ムーミンの不思議な世界と愉快なキャラクタが、なんだかふんわりした気持ちにさせてくれる本です。

1日半くらいで読み終わったら、娘が「楽しいムーミン一家」を貸してくれたので、今読んでいます。

ちなみに

少し前に飯能のムーミンバレーパークにも行ったのですが、今行ったらもっと楽しいかもという気になっています。残念ながら休園していますが…

・ムーミンバレーパーク・メッツァビレッジ
 https://metsa-hanno.com/