ロビンソン・クルーソー

はじめに

冒険ものが読みたいな、という気持ちだったのと、外国人が書いた本などでちょいちょい引用されていることから原作読んでみようと思ったので、ロビンソン・クルーソーを読みました。

感想など

なんというか、全然子ども向けではないですし、ロビンソン・クルーソーのダメ人間っぷりや聖書のことなど、ある程度の前提となる知識がないとつまらないかも、という印象です。

若草物語でもそうだったのですが、いろんなところで聖書の引用や、考え方が出てきますね。欧米の文学作品では。聖書の教えがある程度分かって読むとまた違うのかもしれません。

冒険ものだと思って読んだのですが、必ずしもそうではないです。生きるための狩りや採集、耕作などの具体的な描写は少ないです。それよりは内面の苦悩だったり、喜怒哀楽だったりの描写の方がより多く印象的でもあります。食人の風習が出てくる等、当時の価値観も垣間見えます。今、同じような本を書いたら物議を醸すかもしれませんね。

それにしても、20年以上も孤独の中に生きていくというのは、自分だと考えられないなぁと思いました。

おわりに

次は「十五少年漂流記」を読もうかな、と思いました。

投稿者: green pepper

子ども2人の育児に奮闘する情シスです。 勉強したことや、その日の出来事などを記録していきたいです。

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