読んだ本
・[試して理解] Linuxのしくみ
https://gihyo.jp/book/2018/978-4-7741-9607-7
内容と感想
Software Designで連載されている記事をまとめたものなのかな、と思って買いました。ボリューム的に雑誌連載をまとめたものよりも多い気がするので、お得な気分です。
プロセススケジューリング、メモリ管理、仮想記憶、ファイルシステム、ストレージデバイスの順で書かれていて、それぞれでLinuxがどのように振る舞うのかを、実験してみせてくれているのがとてもうれしいです。
いったん、全部に目を通した後、実験プログラムを追試験?してみています。ちゃんと理解しながらやろうと思っているので、それなりに時間がかかっていますが、その価値はあると感じています。
Linuxのより詳細については、Linuxカーネル2.6解読室やLinuxシステムプログラミングなどの方が詳しい印象ですが、Linuxマシンの運用が主体の私にとっては、この本の方が良かったです。
Software Designの連載は続いているので、この本も続編が出るのかな〜と期待しています。楽しみです。
ちなみに
実験プログラムの中身で、なんでこうしているのだろうとわからないところがあったので、Twitterで著者に質問したら、とてもフランクに回答してくださいました。
お尋ねしてすぐに回答をいただけるのはとてもうれしかったです。